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宙のちから

最期はイザマーレの腕の中で逝けた… ダイヤは意識が切れる直前まで幸せだった。 ふと目を覚ました…地獄に突き落とされたかな?と思い顔を上げると 元情報局の長官の部屋のベットに横になっていた。 驚いて見回すと机の上に3通の手紙と黒い軍服が置いてあった...

永訣の朝

最期を迎える朝が来た…ダイヤは目を覚ました。でも…何かが違う… 部屋を見渡し気が付いた…忘れようとしても忘れられない… かつてイザマーレと愛契約を交わした部屋に居たのだ 「…ここ?処刑場って…」 ダイヤは呟いた。最期の最後にここで消滅…...

宣告

その頃ダンケルは、ダイヤの部屋にいた。 「陛下…」 ダイヤは起き上がりダンケルの顔を見た 「もう、お前は長くはない。苦しむ前に楽にしてやろう。 明日お前の元に刺客が来る。私と顔を会わせるのは、今が最後だ」 冷酷な言い方だった。...

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