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月光と揺れる心-目録-

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森のお茶会

その頃、魔界のプエブロドラドでは 主だったLily‘sの部屋に、悪魔軍666師団のスタッフが訪れていた 「ベルデ様が、文化局でお茶会を開催されます。 今回は特別に厳選された信者様をお招きするように仰せつかっております。 ささ、荷物など何の準備も不要ですから、早速参りましょう...

黒薔薇の招待状

いつものように裕子が仕事から帰ると 机の上に黒い封筒が置いてあった 強い既視感に、封筒を手に取って確認すると やはり『from DANKEL』の文字が浮かび上がる 慌てて封を開けて読んだ 『ダイヤの友人よ、久しぶりだな。 この度、私とダイヤの婚姻の儀式を執り行う事になった...

光のたくらみ

ダイヤの花嫁衣装に納得したリリエルだったが どうしても気になる事が頭をよぎる 「…閣下…」 「どうした?リリエル」 ダイヤの花嫁姿を見ながら考え込んでいるリリエルを イザマーレは心配そうに見つめた 「ダイヤ様の先程の衣装を見たら…陛下の衣装が気になります…...

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