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人間界…


イザマーレとウエスターレン、リリエルの3魔は

蓼科のコテージに来ていた。


2魔はイザムとレンの姿になり、降り立っていた。


昼は湖畔に…天気も良く、水面に陽の光が反射し輝いている。

女神の湖。その称号にふさわしく穏やかだ。

気持ちいい風が頬を撫でる


少しドライブして、レストランに入る。

入った途端に店の中の客が振り向く。

普通の人間と違うのは明らかだった…


1名は金髪でサングラス。

一目でアッパークラスであることが分かる気品。

もう1名は赤い髪を長く垂らして、とにかく足が長い

背の低い女性の髪をしきりに撫でては

何か言葉を交わしながら笑い合う


3名の醸し出す雰囲気に、その場に居た誰もが酔いしれる


ログハウスのオシャレな雰囲気に、ご機嫌に目を輝かせるリリエル

彼女の嬉しそうな顔を見て、イザムとレンも穏やかに微笑む



 

夜…


コテージでリリエルが料理を作り始める


イザマーレとウエスターレンは本来の姿に戻り、出来上がりを待つ。


ウエスターレンはバルコニーに出て、

広がる湖を見つめながら煙草を吸っていた。


月光に照らし出された湖は幻想的だった。

魔界とはまた違う、格別な美しさだった


「ウエスターレン?そろそろリリエルの手料理が出来上がるぞ?」


イザマーレは手すりに座っているウエスターレンの横に来た


「あぁ…楽しみだな」

八重歯を見せ笑顔になるウエスターレン


「…人間界の月も綺麗だな…」

月を見上げイザマーレが呟く


ウエスターレンはイザマーレの髪を撫で口唇を重ねた。

一瞬にしてイザマーレはサラサラの髪になる


「…レン…」

イザマーレはウエスターレンを見つめ微笑む


「…今日は寝かせないからな…あと…リリエルもな」

イザマーレを抱きしめて再び口唇を重ねた


『お食事、出来ましたよ~!』

部屋の中からリリエルが呼んでいた




 

静かな森に囲まれ、コテージの明かりが闇夜に灯る

リリエルの手料理を囲み、談笑しながら

穏やかな時間が流れて行く


やがて食事も終わり…


リリエルはほろ酔いで

イザマーレとウエスターレンの前で

ご機嫌に甘え出した


「今回は~♪旅行楽しいですぅ!

もうめちゃ甘えたいで~す!」


お酒を飲みながらニコニコしている


「リリエル…甘えたいのか?」


確認する悪魔…含み笑いをこらえている


「甘えたいで~す!閣下にも長官にも~♪大好き!」


「…可愛がってやろうな…リリエル…」


2魔にベッドに連れていかれて…

着ている服を脱がされ、淫らになりながら啼きまくり

イザマーレとウエスターレンを喜ばせた


何度も果てても許される事もなく、

気を失う程に溺れていく…



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