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眠る


やがてまどろみ、腕の中で眠るリリエル


(…やはりお前も感じるのだな。

刹那の煌めきと共に失われていく多くの生命の悲しみを…)


涙に濡れたリリエルの寝顔を愛おしく見つめ、

髪をそっと撫でるイザマーレ


「…だからこそ、大事にしなければな。」

「…ウエスターレン…」


気配を消し、全てを見守っていたウエスターレンも

間にリリエルを挟むように座り込み、イザマーレと口唇を重ねる


「…っ レン…///…っ」


「…お前たちのことは、俺が必ず守ってやる。

安心してお前も寝ろ。お楽しみは、明日の朝だな♪」


ニヤっと笑いながら

イザマーレとクロスするようにリリエルを抱き込み

ウエスターレンも横たわる


楽しい夏遠足も今夜は最終日

夜の帳の中、2魔に見守られ眠る花………




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