イザマーレは執務室で仕事をしていた。
リリエルはダイヤ達と遊びに行くと言って今は居ない…
一段落ついたイザマーレは何気なく
リリエルのTwitterを見ていたのだが…
「…な、なんだ!この点数は(焦)」
わなわなして怒りが爆発した
イザマーレが観ていたのが…
『ザ・イザマーレ閣下のセンター試験』のお題に
リリエルの試験結果が不合格……
爆音と共にイザマーレは魔法陣で消えて行った
リリエルはLily‘sと別れ、ダイヤと帰り道を歩いていた。
楽しく話しながら歩いていた目の前に、
魔法陣と共にイザマーレが姿を現した
「あら?閣下迎えに来たみたいですねぇ…」
ダイヤは会釈をした
「閣下♪」
リリエルはいつものように微笑んで見つめ返した。
「……」
イザマーレが黙っている。
ダイヤは瞬間に気が付いた。
イザマーレが不機嫌全開、このままではヤバイ…
この場から離れなければ…
「…え~と…え、リリエル様、
か、閣下迎えに来られたみたいですから…
一足先に帰りますね~」
一歩づつ下がりながらダイヤは言った
「え?ダイヤ様?どうしたの?」
リリエルは不思議そうに言った。
(いやいや…引き留めないで!今回は!)
ダイヤは焦った
「…ダイヤ!」
イザマーレは強めに言った。
(…あ~終わった…心で泣いた。どうなる!私…
何も悪いことしてないし…何?この威圧感は!)
「は…はい?…」
「…後で話がある…陛下にもご臨席賜りたい」
「陛下は魔宮殿で公務中ですが…?
話ってなに?怖いんですけど…」
ダイヤはリリエルの後ろにくっついて言った
「リリエル、帰るぞ。ダイヤ、陛下に話を通しとけ!」
イザマーレはリリエルの腕を取り、魔法陣で消えて行った。
残されたダイヤは圧から解放されホッとしていた
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