温泉バスツアー2日目の夜…
宴会場で全員で宴会が始まった。
廊下には一般人も通る為
ダンケルとイザマーレがかなり強い結界を貼った。
宴会中に酔っぱらい、悪魔に戻ってしまった時に
間違えて人間が入ってきても
人間の姿にしか見えないように魔力もかけていた。
中盤になり酒も進んでいる中…
イザマーレとウエスターレンはリリエルに酒を進め
話に盛り上がっていた
ダンケルとダイヤはイチャイチャして話をしていたのだが…
2名の前に現れた影
ふと同時に顔を上げると、
顔を真っ赤にしたリリエルが
フラフラしながらダイヤの横に座った
「あら♪リリエル様~!」
ダイヤが抱きつくと
「ダイヤちゃま~!チューする!う~ん!ちゅ~~!」
リリエルの発言に驚いたダンケルとダイヤ
「り、リリエル様!ちょっと!かなり酔ってます?」
ダイヤはリリエルを止めつつ聞いた
「う~ん?よってるのわけないのら~!チュー!」
「…酔ってるな…( ゚д゚)ハッ!
今こそギンギン熱々の物を…食わせてやろうか?」
昨日のBBQの事を思い出したダンケルは
ニヤニヤして熱い物を探している
「陛下!止めてぇ!」
チューを迫るリリエルと、ギンギン熱々の物を探すダンケル…
…どんな修羅場だ…(焦)
ダイヤは取り敢えずリリエルをイザマーレの所へと連れて行った
「閣下!リリエル様が!チューしろと迫って来る!
どんだけ飲ませたの!(怒)」
ダイヤはリリエルをイザマーレに渡してホッとした
「誰だ!こんなに飲ませやがって!」
と言いつつもリリエルの髪を撫でるイザマーレ
目が垂れ下がっているリリエルは
更にニコニコしてイザマーレに抱きつく
「かっかぁ~あつい~だっこぉぉ~!」
ご機嫌に笑っているリリエル…
そうかと思ったら、急に服を脱ぎ始めた
イザマーレも酔ってるのかニマニマ見ている
「リリエル様!ち、ちょい!ちょい!脱いじゃ駄目!
閣下!期待してる場合じゃぁないから!」
リリエルが服を脱ごうとしているのを
必死で止めて困り顔のダイヤ
「リリエル…綺麗だ…抱いてやる…おいで…」
ウエスターレンもリリエルの腕を引っ張る
「長官!な、なに言ってるの!昨日抱いたでしょ!!
も~閣下!リリエル様取られちゃうよ!」
今度は長官を抑え焦るダイヤ
「かっかぁぁ~…2魔になりたぁぁい!ラブラブしたぁぁい!」
リリエルの言葉に固まるダイヤ…
「…駄目だこりゃ…後は3魔でお好きな様に~
長官、頑張って~!」
ダイヤは苦笑いしながらダンケルの元へ戻っていった
「リリエルの希望だからな♪
ウエスターレン、すまないが
今夜はセルダたちと遊んでこい。」
イザマーレはウエスターレンをセルダたちの所へ飛ばした
「リリエル、そろそろ部屋に行こうか…♪」
「あ~い!かっかぁ~ラブラブしたいの~…うふふふ(≧∇≦)♪」
イザマーレはリリエルを抱き上げたまま、消えていった
その様子を見ていたダンケルとダイヤ
「行っちゃいましたね~(笑)」
ダイヤはニヤニヤして言って酒を飲んだ
飲んではダンケルがやたらと酒をついでくる
そのまま話ながらダイヤも飲んでたが…
かなり酔いも回ってきていた。身体も熱い…
ダンケルは、ダイヤの様子を見て含み笑いしている
「…ヤバい酔った…熱い烏龍茶…飲まなきゃ…
酔いつぶれは遺憾のじゃよ…」
熱い烏龍茶を飲んだが…益々クラクラする
額に手を当てて目を閉じ落ち着かせていた
「ダイヤ?どうしたのかなぁ?」
ダンケルの含みある言葉に目を向ける…
ダンケルを見た途端、
ブワッと今まで無かった気持ちにウズウズし始めていた…
「…陛下…私を…」
ダイヤは言い掛けて首を降った。
何とか理性を失わないように呼吸を整えた
「…な、ん、だ?ダイヤ…素直に言ってみろ」
ダンケルがダイヤの耳元で囁く…ダイヤも限界に来ていた
「…陛下…私を抱いて…」
ダイヤはダンケルを見つめ言った
「…いい子だ…可愛がってやる…」
ダンケルはダイヤを抱きかかえ、消えて行った
全員酔っていたので
誰がその場に居ないのか分からなくなっていた…
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