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震源地


儀式が程なく終った頃、ダイヤはウエスターレンに呼び出された。

少し時間を貰い軍服を着て、お屋敷の情報局部屋へ向かった


「お待たせして申し訳ありません」


ウエスターレンは相当待ったのだろう。

灰皿に結構な量の煙草の吸殻があった

ダイヤはひきつってウエスターレンを見た。


「お前がダンケルと宜しくしていた時にな…(怒)」


ウエスターレンはイライラしながら、

先程のリリエルとメルサのやりとりを伝えた。


「…また…暴走が…閣下もよくぶち切れなかったですね…」


「とんでもない。見ろよ、あいつらの部屋の扉!

お前らの儀式とやらが終わっても、消えっぱなしだろうが!(怒)」


激怒するウエスターレンに、ダイヤは苦笑いした


「イザマーレを暴走させやがって!

あいつはこの魔界から追放し天界へ放り込む」

ウエスターレンはイライラして煙草に火を付けた



 

「…長官の優しさで処刑じゃないのか…」

ダイヤは呟きながら考えていた。


「…はぁ?…お前も言う事が悪魔みたいだな」

ウエスターレンは唖然として言った


「はい。悪魔ですから~!」

ニコニコして言った

「それなら参謀にさせたらいかがですかね?

結構なパンチ効いて効果が絶大です♪」


「…お前怖い(汗)」

ウエスターレンはひきつって言った



「そうしたら分かるんじゃないですかね?

髪に乗れないどころか妃なんざなれないって」

ダイヤは1名で言って頷いて納得していた。


「……こわっ!」

益々固まるウエスターレン


「ほら昔、長官が私にしてたように

雑に扱えば気が付くと思いますよ~。いずれかは!」


「…まだ根にもってんのかよ(苦笑)」


「根にもってませんよ…全然…」

不適な笑みを見せた。


「…女って怖っ……」


ウエスターレンの言葉にダイヤは微笑んでいた。



 

「そうですかね?…ではそろそろ、

陛下も待っていらっしゃると思いますので帰ります。

明日は非番なので、呼び出しされても

陛下が離してくれないと思います( *´艸`)

出勤したらメルサの天界へ追放の書類まとめときます!

お疲れ様でした~(*>∇<)ノ」

ウエスターレンに頭を下げ、ダイヤは魔法陣で姿を消した


「……」




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