コテージに着いたイザマーレたち
アウトレットモールのお土産コーナーで買っておいた白桃ゼリーを
冷蔵庫に入れ、麦茶で喉を潤す
森の奥まった所にあるコテージは、真夏でも涼しく過ごしやすい。
星空の見えるテラスで、イザマーレはリリエルの肩を抱き寄せ、
ウエスターレンと並んで穏やかに夜空を見上げる
「素敵…たった一泊なのに、こんなに広いコテージ、
もったいないですね…」
恐縮しながら名残惜しそうに呟くリリエルに
ニヤッと笑いかけるイザマーレ
「ん?誰が一泊などと言ったか?
せっかくの夏休みを我々だけで過ごせるよう、
このコテージは長期滞在用に抑えてあるぞ」
「!! えっ💦…///////」
「明日、卵がけご飯を食べさせりゃ、バサラ達も満足するだろ。
奴らも気に入ったなら、好きなだけ過ごせば良いしな。
そこまで我々が手助けする必要もなかろう?」
「…だ、だって…一泊だと思って、何も用意してませんよ…💦」
驚いて慌てるリリエルを引き寄せ、ニヤニヤしながら抱き寄せる
「お前の服のことなら心配するな。
吾輩がいつでも魔力で出してやるから♪」
「/////…あ、ゼリー、冷えたかな…(^-^;」
真っ赤になったのを誤魔化すように立ち上がり、
キッチンへ逃げ出そうとするリリエルを捕まえ、耳元で甘く囁く
「よ~く冷えて、食べごろになるにはまだ時間がかかる。
心配するな。それまでたっぷり可愛がってやるからな…」
リリエルとゆっくりと口唇を重ね合わせるイザマーレ
耳を舌で舐めながら浴衣の袷に手を差し入れ、
優しく愛撫していく
甘い吐息でとろけてきたリリエルを抱き上げ、
ベッドルームへ移動する
浴衣をはだけさせ、露になったリリエルの肌に
舌を這わせていく
そのまま、いつものように愛し合う…
一度まどろみ眠りについた後、目を覚ましたリリエルと
冷えた白桃ゼリーを一緒に味わう
幸せそうに笑顔を浮かべるリリエルに、
留まる事を知らない食欲に抗わず
再び口唇を奪い、何度も身体を重ねる
やがて絶頂の果てに気を失い、深い眠りについたリリエルの横で
ウエスターレンはイザマーレの髪を撫で、口唇を重ね愛し合う
夜明け前には彼らも眠りにつき、
穏やかな朝を迎えようとしていた…
Comments