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事の真相


その頃、リリエルはイザマーレの髪から降りて

ダイヤと違う席で話をしていた。

スイーツを食べながらの女子会に花を咲かせていた。



「リリエル様聞いて下さいよ!

陛下ったら事が始まると寝かせてくれないんですよ…

ヤバイわ…リリエル様、よく身体平気ですね(笑)」


ダイヤの話に苦笑いのリリエル。

「やだ、ほとんど気を失って寝てるのよ(笑)

私も体力ないから、寝てる時間はお待たせしないといけなくて…

閣下も理解してくださってるから(笑)

それで毎回、時間がかかるのよ」


「それでも数週間って半端ないわ~!閣下最強だわ…恐るべし」

ダイヤが感心して言った。


「でも、手のひらサイズなんて失礼しちゃう!

もうちょっとくらいあるもん!!」

リリエルの言葉に、今度はダイヤが苦笑した。


何気なく聞いていたイザマーレとウエスターレン…


「お前、そんな事言ったの?」

ウエスターレンがひきつりながら言った

「ん?吾輩好みで満足してるっていう意味だが……?」

首を傾げるイザマーレ


「お前、そこは「そそられる」くらい

言ってやれよ。形は綺麗だもんな」


「……(怒)ウエスターレン!

よくご存知だな…どうしてだろうなあ?(怒)」


また爆弾を投下してしまったウエスターレンであった


「ほほぅ…も~!イザマーレ女心が分からないわね~!

私は心をくすぐる様に囁くだろ?ダイヤ?」

再び御下げ姿のダンケルがダイヤの横にいつの間にか座っていた。

ダイヤはひきつりながら頭を抱えた


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