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光の不安


その後、幾度も流され、暴走するダイヤ。

その度に尻拭いをさせられてきた


結果としてリリエルを裏切る行為を重ねることになる

たとえそれが、リリエルの願いだったとしても……


その度に、リリエルの微笑みに救われたのだが

自責の念は自らの心の傷となって積もり続ける


その代償は、最も恐れていた事象となって

背負わされることになる


残酷な生贄生き血祭り……


あの時も、吾輩を救ってくれたのは

リリエルの無償の愛だったな。





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