『は~い!着きましたぁ~!』
スピーカーからセリーヌの声でビクッと起きるダイヤに
ダンケルは微笑み頬を撫でていた
『さて、リリエルちゃんとダイヤちゃんは
先程の休憩時間も迷子になりましたので…団体行動してください。
外に出たら紐に掴まって歩いてくださいね!
私が観光を案内します!構成員の皆様は、
どうぞお好きな様に行動してください。
2時間ですよ!時間厳守で!』
『は~い!!』
全員揃って返事をした
「ダイヤも久々にリリエルと観光楽しんでこい」
「は~い!陛下は?」
「ちょっと行きたい所があるのでな…用が済んだら行くから。」
「了解~!」
ダイヤはニコニコしてダンケルを見た
一方イザマーレ達は…
「リリエル、吾輩も一緒に行きたいが
ウエスターレンとも行きたい所があるんだ」
「はい♪いってらっしゃいませ!」
リリエルはイザマーレに抱きついて言った
構成員は各自バスの中から瞬間移動をして消えた。
リリエルとダイヤは外に出て
セリーヌから渡された、かなり長い紐に掴まって歩き始めた。
お互いに気になる場所を見つけ、
ちぐはぐの行動を取るせいで、一斉に転ぶ…
セリーヌは振り返り
「ドリフか!あんたらは!真っ直ぐ着いて来る!」
と呆れて突っ込みを入れていた…
紐を使っても駄目と分かったセリーヌは
「ちゃんと時間には戻って来てくださ~い!では解散!!」
リリエルとダイヤは各々、バラバラに観光をはじめたのだった
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