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時空の旅


夢のような婚姻の儀式は

それぞれの思惑を纏いながら、ゆっくりと

夜明けを迎えようとしていた


ダンケルはダイヤを

そしてイザマーレはリリエルを


心ゆくまで愛し合いながら………






 

そんな中、時空の狭間で姿を消しながら、

ゆっくり移動する森の形をした飛行船。


ベルデとラァードルが、楽しい旅を続けていた


「ラァードル、お腹すいたでしょ。お茶にしようか。」

「ありがと♪♪スプネリア、お前も来いよ!」


「わーい!リリア様、食べよ♪」

「ありがとうございます(^-^)

プルーニャ様もムーラン様もおいでよ~」

「す、すみせん和尚……いただきます」


今回の旅は、ベルデとラァードルの他に

前回お留守番をしてくれたLily‘sが同行していた。


リリエルからのおねだりが癖になりつつあったダンケルが

ベルデの休暇を許可する代わりに

ビデオの差し出しとLily‘sの参加を命じていたのだ。


それなりに甘く楽しいひと時を過ごしている



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