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湯けむり


「…ダイヤ…」

甘い囁きと共に、ゆっくりと口唇を塞がれる

「…ん…っ、ダンケル様…」


…ピチョン…


湯けむりの中、舌を絡め合い、

口づけを交わし合う艶めかしい音が響き渡る


浜辺で砂まみれになった汚れを落とすため、

2魔で手を繋ぎ、混浴露天風呂に一緒に入りに来たのは数分前


お互いの身体をソープで洗い合い、熱くなった欲望に負けて

そのまま愛し合い始めた


泡まみれの身体をシャワーで洗い流し、一緒に湯舟に浸かる

ダンケルの美しい指で、ダイヤの身体を優しく愛撫し続ける


力が抜けて、何も考えられないダイヤは

ダンケルにしがみつき、激しい愛に、啼き続ける




 

「…ダイヤ、可愛いぞ。このままもっと、深く愛してやろうな…」


赤く火照らせた肌に舌を這わせ、刻印をつけていく

湯舟の縁に座らせ、足を押さえつける


「…先程洗ったばかりなのに、こんなにぬめらせて…

ダメじゃないか、ダイヤ…」


際どい入口付近を何度も指で往復する


「…あんっ…い、イヤ…」

もどかしさに涙目でダンケルを見つめるダイヤ


「…どうされたいのだ?言わなければ、ずっとこのままだ」

ダンケルは恐ろしい程の美しさでダイヤに微笑みかける


「…あっ…なめ…///////…」

堪らず懇願しようとして、やはり躊躇い、顔を真っ赤に染める



「…仕方のない子だ。まだまだ落第生だぞ…?

お仕置きが必要だな…」


ダンケルはフッと笑い、ゆっくりと舌を転がし始めた

絡みつくすべてを舐め尽くし、吸い上げる


クチュ…


浴室内に淫らな音が溢れ返り、

何度も身体を震わせ果て続けるダイヤ


顔を赤らめてのぼせ気味のダイヤを全裸のまま抱き上げ、

個部屋に瞬間移動する


冷たいシーツの上に横たえ、

再び、深い口づけを交わし、愛し続ける





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