ダイヤは直ぐに話を纏めてイザマーレに届けた
「ご苦労であったな」
イザマーレは報告書を読んだ
<皆様から見たリリエル様>
ウエスターレン長官
『リリエルはいつもイザマーレの事を一番に考えて行動している。
イザマーレの事をよく理解し、上手くコントロールしている。
あいつの暴走を止められるのは、俺とリリエルだけだ。
まぁイザマーレに焼きもち焼くとは思えないが…
リリエルは心が広いからな』
メーラ様
『リリエルちゃんが閣下の事で焼きもち焼くの、想像できないよ~
リリエルちゃんがもし焼きもち焼くようなことがあったら
魔界が破壊されちゃうかもね(笑)』
バナトラ様
『閣下が反対に焼きもち焼くんじゃない?
リリエルちゃん、魅力的だし(笑)リリエルちゃんが焼きもち焼く姿は
あまり想像できないけど、もし焼きもち焼いたら
リリエルちゃんのようなタイプはすごく怖いかも。
痛い目にあうから焼きもち焼かせない方がいいと思うよ(笑)』
「前に言った通りですよ。
リリエル様がどれだけ閣下だけを愛してるかお分かりでしょ?
焼きもち焼かせないのも閣下のお役目ですよ」
シラッとダイヤは言った。
「では報告しましたので。失礼します」
一礼してダイヤは魔法陣で消えていった
イザマーレはダイヤの報告書を再び読んでいたが、
もう1枚あった。その場にいた全員が
リリエルに聞き出していた最終報告書だった
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