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パターンDX


「では…その通りになさいますか?

たとえ、ラオさんからのアドバイスとは言え、

それを仰ったのは閣下です。それが閣下の御意思なんですね?」


「そんなわけないだろう…💦」


「それが閣下の御意思なら、従います。

たとえお傍にはいられなくても、ずっとお慕いしております。

これまで、ありがとうございました…」

少し悲しそうな顔をして、涙を浮かべながらリリエルは立ち去る


「Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン」

イザマーレはショックで固まり、追いかける事もできない



某テレビ局…


イザマーレは仕事を終えて楽屋に戻って来た。

ドアを開け、一番先に目に飛び込んで来たのは…

ダイヤがイラッとした顔


イザマーレが戻って来るのを待っていたのだ。

連れてこられたリリエルは、相変わらず黙ったまま

椅子に座っていた


「何故お前が人間界に居る💢」

イザマーレはダイヤを見て、苛つきながら言った


「閣下…待ってましたよ💢

リリエル様と別れるって言ったそうじゃないですか。

説明してもらいましょうか💢」


イライラしているのか真っ黒いオーラが

ダイヤの背後から揺らめいている


「だから…それは…」




 

らしくない言い方…ダイヤも唖然としてイザマーレを見ていた


「は?…それは?って何?リリエル様がもう必要無いと?」


「いや、吾輩は…冗談で…言ったのだ💦」


「冗談?笑わせないでください💢

リリエル様はもう渡しませんから💢

反省されてないようなので。リリエル様を悲しませるって

何を考えてるの?」

ダイヤは声を荒らげて言った


「だから反省してる💢それにリリエルは渡さん💢💢」


ついにイザマーレもイライラし始め、

怒鳴っている声が部屋の外まで聞こえているようだった


【お好きな方をお選びください。両方読むのも可♪】


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おまけ

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「馬鹿もの!リリエルは誰にも渡さん!」 「何を❗️悲しませといて💢💢💢」 ダイヤとイザマーレのやり取りを、 静かに眺めていたリリエルは 立ち上がり、部屋を出ていこうとする 「ダイヤ様と閣下、楽しそうね💕じゃ、私はこれで」 「「コラー💢💢💢」」...

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