舞踏会の一件以来、
恥をかかされたと悔しがるダニー・アントワネット
それならば、と
いかがわしい商人を街中から呼び寄せ、真贋疑わしい首飾りを
デュ・バリエ夫人に買わせることで、
イザマーレ15世の治世の失墜を諮ろうとする
だが…
デュ・バリエ夫人の噂に違わぬ美しさに
心をときめかせながら首飾りを見せる商人に対して、
にっこりと穏やかに微笑みながら断る夫人
「そんなダサいの要らないわ。イザマーレ15世がいてくだされば
他には何もいらないの💕」
片時も離れず、傍に寄り添うイザマーレ15世は
彼女の言葉に心を打たれ、より一層強い愛情を示し続ける
宮中のプライベート空間で、デュ・バリエ夫人を抱き寄せ
髪を撫でながら、穏やかな笑顔を浮かべるイザマーレ15世
仲良しのムーラン夫人とリリア夫人は
デュ・バリエ夫人の元にお呼ばれした時
満面の笑みではく製を試作中の
ダニー・アントワネットを目撃してしまい
あまりの面白さを息も絶え絶えになりながら伝え、
女子トークに花を咲かせる
「挙句の果てに、今度は首飾りですって(*´艸`*)
私にはそんなもの似合いませんし、イザマーレ15世がご健勝であれば
それだけで良いのですよ♪」
「デュ・バリエ…」
可愛らしく微笑む夫人に、そっと口唇を重ねるイザマーレ15世
光り輝くイザマーレ15世と、絵に描いたような美しさ
そんな2名をうっとりと眺めているムーラン夫人とリリア夫人
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