top of page

悪魔の値踏み


約束の日がやって来た


魔宮殿にイザマーレ、リリエル、ウエスターレンが姿を現した

ダイヤもダンケルと共に正装して部屋に集まっていた。


「…来たな…」

ダンケルは言った。


時空に輝く扉が現れた


ゆっくり開かれミカエルが大天使の姿で現れた。


後ろにはメルサが何故かニコニコして居た。

ダイヤは彼女の顔見るなりひきつった

今からどうなるか分かってないな…コイツは…

心でため息をつくダイヤ。


「…ダイヤ、奴自身分かってないから楽しみだぞ!

どうなるか…血祭りかしら…八つ裂きかしら♪

イザマーレの判定はどっちなのかしら?」

ダンケルは冷徹に微笑み、囁くように言った


ダイヤは横目で見ながらため息を付いた。

全く笑えない…さすが大魔王。血祭りがお好きらしい


「連れてきたぞ。」

ミカエルはメルサを前に出した

「……」

構成員に睨まれても嬉しそうにしているメルサ。



「ないな。あいつの好みなわけがないだろう」

イザマーレは苦笑した

「?…よく知ってるな、イザマーレ」

ウエスターレンは不思議そうに聞いた


「ウエスターレンには話してなかったか?実はな…」

イザマーレの話に驚いた

「なんだ!そうだったのか!

納得した…さすがだな♪イザマーレ」

ウエスターレンは驚きながら納得した…。



next                        目録に戻る



閲覧数:1回0件のコメント

最新記事

すべて表示

花咲く絆

その夜、いつものように イザマーレとウエスターレンのために 食事の用意をしていたリリエル。 鍋に全ての具を入れて、後は煮込むだけ… イザマーレはテーブルの設営をしていた ウエスターレンもワインを選び終わり そろそろ出来上がってもいい頃だが 一向にリリエルは姿を現さない。...

花は花なれ

「ふむふむ…そうくるか……… なるほどね…ぐっと心を鷲掴み…と…」 へこみながらもリリエルを研究し始めるダイヤ 「ダイヤ…頼む…程々にしてくれ…」 ダンケルはひきつりながら呟いた 「………お前最近、リリエルの真似してるだろ」 イザマーレに言われ、ダイヤはギクッとした...

花の取り合い

受け渡しが終わった後、ミカエルはリリエルを見つめ微笑んだ 「なあ、サムちゃぁぁん~ 受け渡しも終わったんだからさぁ~ たまにはリリエルちゃん交換しない?」 ミカエルはイザマーレの腕を持って言った 「…は?お前…馬鹿者!駄目に決まってんだろ! なんなら、ダイヤもいるぞ?」...

Comments


bottom of page