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最高魔軍の絆


ダンケルとの謁見を終えたベルデは、

魔宮殿の広い廊下で待ち構えていたラァードルを見つける。


「ベルデ、どうなった?!気になって仕方なくてさ」

「うん。もう、大丈夫だよ。そうだ、今日は軍の定例会議の日だね。

みんな揃ったところで説明するから」


……


「…そういう事だったんだ…」


「そういえば、あの頃の閣下の落ち込み方、半端なかったよね」



「みんなで世界中を旅してさ」


「…だから、閣下が元気を取り戻して、

また人間界で活動しようって言ってくれた時、本当に嬉しかったんだ」


「俺たちだけは、何があっても閣下を支えよう、

絶対に守ってやろうって思ったんだよね」


「ようやくこれで、全構成員が集結できるんだね!

俺たちにしか出来ない渦に巻き込んでやろうじゃない」



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