紅蓮の事情 上-目録-おふざけの戦争ごっこが終わり、屋敷で祝杯を挙げる悪魔達その後、光と紅蓮の2魔同士で酒を酌み交わしほろ酔い状態の彼らが本音で語り明かす真実とは…始まりの場所光のない屋敷花の失望花のいない屋敷絆に変わる日リリエルの結婚旅の真相新しい出会い恋人のように契約花の視線譲らない想い涙と絆絆に咲く花出迎えた笑顔永久の刹那一週間の日々すれ違いさえ下巻に続く前の扉に戻る(シリーズ一覧に戻ります)出口(蔵書案内に戻ります)
おふざけの戦争ごっこが終わり、屋敷で祝杯を挙げる悪魔達その後、光と紅蓮の2魔同士で酒を酌み交わしほろ酔い状態の彼らが本音で語り明かす真実とは…始まりの場所光のない屋敷花の失望花のいない屋敷絆に変わる日リリエルの結婚旅の真相新しい出会い恋人のように契約花の視線譲らない想い涙と絆絆に咲く花出迎えた笑顔永久の刹那一週間の日々すれ違いさえ下巻に続く前の扉に戻る(シリーズ一覧に戻ります)出口(蔵書案内に戻ります)
すれ違いさえ翌日、約束の時間を少し過ぎて 部屋から出てくるリリエルを 車に乗せ、不機嫌なフリをして睨む。 「…遅かったな。旦那の事も愛してやったのか?」 つい、そんな事を言ってしまう吾輩に 困った顔で俯くリリエル 泣き出す前に抱き寄せ、キスをする 「すまない。いつも上手く言えないな……...
一週間の日々人間界の屋敷に戻り、笑顔で見つめるリリエルを抱きしめる。 「ただいま、リリエル。待たせたな………」 「お帰りなさいませ、閣下。お勤めご苦労様です………」 リリエルもにこやかに見つめ返す。 「シャワーを浴びてくる。…今日はこの後、どこかに出かけるか?」...
永久の刹那「流石だな。でもやっぱり、 お前も少しは寂しいんじゃないか?」 イザマーレがダイヤと寄り添う間、 人間界の屋敷で待つリリエルを護衛するウエスターレン。 「…そうですね。でもやはり私は、 全ての人の悲しみを幸せに変えてくださる 素敵な閣下が好きなのです。...
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