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epilogue

イザマーレがリリエルとプライベートルームの扉を消して 一週間が過ぎた頃、情報局管轄の情報誌が出回った 表紙を飾るのは、瀕死状態のリリエルを抱き上げ、 高らかに歌い上げる夢幻月詠。 勝利の決め手となった『ダリア』と叫ぶイザマーレの不敵な表情など...

「……ん…」 (…?あれ……?) リリエルが目を覚ました時、 そこは見慣れた屋敷のプライベートルームだった 身体が怠く、横たわったまま辺りを見回す 「…リリエル?目覚めたか?」 イザマーレの声にハッとして、振り向くと バスローブ姿で寛ぎながら、執務室の残務処理なのか...

祝勝会

その日の夜、軍事局が主催するパーティが行われた 昼間の天界との戦いを勝利したことを記念する祝勝会だ イザマーレとウエスターレンの両軍はもちろん、 大魔王后としてダイヤも参加していた 「お疲れ~🍻」 口々に乾杯し合い、お互いの労をねぎらう構成員たち...

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