苦しむ結晶

ダイヤは自分の部屋に戻りベットに寝転んだ

閣下とリリエル様…やっぱりお似合いだ。

どうしても胸が締め付けられる程切ない。

何故だろう…。どうして切なくなるの…？

自分の暴走をさせない為、閣下と話は出来ない…

自分の暴走のせいで

陛下にも悲しい思いをさせたくない…

それに…リリエル様にも迷惑をかけたくない。

最新記事

リリエルたちと別れ、文化局にダイヤとウエスターレンを連れて戻ってきたベルデ。「どうぞ、椅子に座って。」ベルデに促され、腰掛けるダイヤは涙を流していたウエスターレンはその横で佇み、煙草に火をつける本来なら禁煙だが、注意することは諦めているベルデ...

イザマーレの放つ気配を頼りに、ほんの数分歩いたところで目的地にたどり着いた。「…なんだ、何てことはない、元老院の裏庭じゃない。」ベルデはやや肩透かしだっただがそこに、イザマーレが待ち構えていた。それだけで、この空間がとても厳かなオーラに満ちていた...

数日後。朝の家事を終わらせたリリエル。「さて。ダイヤ様にお会いしたいけど、どうしよう……」そこへ、ウエスターレンがやってくる。「俺が飛ばしてやろうか？あの場所へは俺も一緒に行ってやる」「キャー(≧∇≦)、ありがとうございます♪ それでは閣下、行ってまいりますね」...