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過ち描いた絵の中に


ウエスターレンは飛ばされた先で、やっと目が覚めた。

突然の訪問に、メーラは喜んで出迎え、抱きついた

堪らずウエスターレンはメーラに喰らいつく。



次の日になり、ウエスターレンはメーラを連れて

イザマーレの屋敷に戻った。

メーラが是非ミカエルにも会いたいとおねだりしたのだ


イザマーレの屋敷の前にウエスターレンとメーラは姿を現し、

扉を開け2名は中に入った


「か…閣下…いっ…や…」

リビングからリリエルの甘い声が聞こえ、2名はその場で固まった


あろうことか、ミカエルまでがイザマーレと一緒になって

リリエルを愛撫していたのだ


「あらら…リリエルちゃんったら…」


メーラはニヤニヤしてしまい

邪魔しないように部屋の角に座り、状況を絵に描き始めた




 

「!!長官!!」

気がついたリリエルは恥ずかしそうに顔を反らした


「ウエスターレン…お前も来い…」

理性が飛んでいるイザマーレが呼ぶ…


「ほら…リリエル…ウエスターレンにおねだりは?」

ミカエルも囁くが、首を横に振り

イザマーレにしがみつくリリエル


「いい子だ、リリエル。恥ずかしがるな。

吾輩を愛しているなら、ウエスターレンの事も受け入れてやれ

言う事を聞けば、褒美をやるぞ」

そう言いながら、ポイントを避けつつ際どいところを

攻め続けるイザマーレ


「…長官…き…て…」

悶えながらリリエルはウエスターレンを呼んだ

ウエスターレンも理性が効かなくなり

3名でリリエルを何度も果てさせ愛し続けた…




 

かつて、ヨッツンハイムの悲劇が起きる前に、

密かに抱いていたウエスターレンの望みが、

時を超えて結実した瞬間だった


それを感じ取ったのかは定かではないが

メーラの絵にミカエルは存在せず

若かりし頃のイザマーレとウエスターレン、そして

リリエルではなくLilyelを愛し合う姿が描かれていた…















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